人見知りと神経症

 

 

人見知りと神経症について

人見知りは子供の時に良く見られる現象で、親以外の他人に警戒心を抱くことで泣いたり暴れたりしてしまう状態を指します。

 

この人見知りを直したいと考えている親御さんはいらっしゃるのですが、これは親と他人の区別がしっかりとできているということで、成長している証だと言えるのです。

 

そして、更に成長するにつれてだんだんと治るのが普通なので、そこまで心配する必要はありませんが、大人になっても治らないというケースはあり、このような方は神経症の人見知りだと考えられます。

 

神経症の人見知りに悩まされているという大人は、人とのコミュニケーションが上手くとれず、場合によっては初対面の人に警戒心を強く感じてしまうのです。

 

これは、動物が元々持ち合わせている動物性の本能なので仕方がないと言えますが、神経症の人見知りの傾向が強いという方は、だんだんと症状が悪化して対人恐怖症といった病気を発症する可能性があるので、十分に注意しなければなりません。

 

ただの人見知りであればそこまで気にする必要はありませんが、対人恐怖症となると日常生活に重大な支障が生じることが多く、社会に出ることはもちろん、他人に対して怯えてしまうため、人と挨拶を交わすことすら難しくなります。

 

これも神経症の一つで、人見知りと同じ部類に属されますが、症状の度合いが異なるので、直ぐにでも心療内科や精神科に出向いて、治療を行っていかなければ手遅れになってしまうでしょう。

 

このような神経症の人見知りは日本人特有の症状で、他人の目を必要以上に気にしてしまう方が多いからこそ、悩まされる方が多いのです。

 

人によって症状の度合いは異なるので一概には言えませんが、「人前に出ると汗をかいてしまう」「人の顔を見て話せない」「人と話すだけで顔が赤くなる」という状態が一般的となっております。

 

この程度の症状であれば自分の意志で改善が可能で、少しずつ人とコミュニケーションを図ることで自然と治りますが、上記で説明した対人恐怖症まで症状が進行すると、自分の意志や自宅での治療では難しいのです。

 

しかし、絶対に治せないというわけではなく、時間は掛かるかもしれませんが専門医の指示に従ってリハビリを行っていけば、良い方向へと前進していけることは間違いありません。

 

放置していると仕事すらままならない状態になることが多いので、必ず何らかの対処を行って人見知りを改善してみてください。

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