人見知りと対人恐怖症

 

 

人見知りと対人恐怖症の違いについて

人見知りと対人恐怖症は一緒のような症状であると思っている方がいらっしゃいますが、実は全く違います。

 

どちらも見ず知らずの人と上手くコミュニケーションをとれなくなることには変わりありませんが、対人恐怖症を発症している方は人見知り状態の極限であると説明でき、人と会うことすら怖いと感じてしまうのです。

 

人見知りの方は内気で上手く人と話せないという状態を指しますが、それほど思い詰めてしまうことは少なく、不便さを全く感じないという方はいらっしゃいますが、対人恐怖症は日常生活に大きな支障が出ることもあるので、これが大きな違いだと説明できます。

 

引きこもりの方は対人恐怖症を発症していることが多く、社会に出るというのはもちろんのこと、日常生活ができないくらいに人間関係の構築ができないのです。

 

人見知りは年齢とともに自然と改善されることもありますし、大人になってから引き起こされたという方でも、積極的に他人と接触しているうちに解消されるかもしれませんが、対人恐怖症は治療を行わなければ治ることのない心の病となっております。

 

「自分の価値は一体何なのか?」「自分は人からどのように見られているのか?」ということを気にする思春期に対人恐怖症を発症することがあり、人前で何か大きな失敗をしてしまったことがきっかけとなる場合が多いです。

 

また、学生から社会人になって環境がガラリと変わり、職場での自分に自信を持てなかったり、同僚と上手く付き合えないということで発症することもあるでしょう。

 

このような病気について知ると、「自分は対人恐怖症なのではないか?」と考え込んでしまいますが、人見知りは治療をしなくても自然と改善されていくので、あまり気にしない方が無難です。

 

とは言え、もし対人恐怖症を発症しているのであれば、専門機関での治療が必要不可欠で、薬を服用したり認知療法などを取り入れて、ゆっくりと解決していかなければなりません。

 

自宅での治療ではどうしようもないので、カウンセリングを受けるというのも一つの方法です。

 

どちらにしても、専門家のアドバイスが必要だということは間違いないので、心療内科や精神科を訪れて症状を改善できるように努力してみてください。

 

人見知りの方は、その症状が重症化して対人恐怖症を発症する可能性がいくらかあるので、できる限り早めに改善して人とコミュニケーションをとれるようになった方が良いです。

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